第68回(2019年12月)例会報告

第68回例会報告   今回の例会から宴TMCの新生例会の開始です。新生?えぇ、リアルにアルコールを飲みながらの例会を目指したためです。今回、選択したレストランは六本木にある「ぶどう酒さくら」というレストランです。実は、ここ、私けんけんがワインショップが併設されていることから、何回か通っていた店でした。この店で扱っているワインは、非常にレベルが高く、某ワイン漫画「〇の雫」などでも紹介され、また食事も非常に美味しかったので、新生宴TMCの例会にふさわしいと思い、この店に決めました。   レストラン集合でも大丈夫かと思いながら、当日は遅れるという一人を除き、無事に集合できました。一番最初に頼んだのは、生ハム。薄切りに切ってありながら、生ハムならではの口の含んだ瞬間に広がる塩気感。そして、口の中でとろけてしまうくらいの滑らかさ。この一品で気持ちは一気にヨーロッパモードになりました。   二品目はベーコンとロメインレタスのサラダ。ベーコンが特に秀逸でした。表面はプルプルで、柔らかく口の中に入れると、ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がり、本当にこれが、ベーコンなのか!というくらいでした。ここまでのプルプル感は自家製ではないと味わえないと思います。スーパーで売っているベーコンとは3段階上のレベルを味わうことができました。   三品目のピザは4種のチーズが混合した「クァトロ・フォッジナ」。4種類のチーズを混合して、さらに上からハチミツをかける。チーズの塩けとはちみつの甘さが口の中でハートニーを奏でながら、口の中に入れると、チーズの香りとはちみつの香りが口いっぱいに広がり、そして溶けていく感覚。久しぶりに食べましたが、他ではなかなか味わえない感覚だと思います。   四品目は海鮮のトマトクリームでした。メニューをみたときは、トマトクリーム?海鮮と合うはずないだろ?という感じでしたが、ホタテまるごとが入っていて、口に入れると、海鮮この香ばしさとトマトの酸味が混ざり合い、オーケストラのようなハーモニーを奏でました。   いや、けんけん!料理の紹介はいいとしても、本来のトーストマスターズの例会の様子はどうしたんだ、と!すいません。料理のあまりの美味しさに例会の様子を伝えて損ねていました。   本日一本目のスピーチは、宴TMCで初めて入会したT中さんのスピーチでした。タイトルは「夢」。T中さんは、アルコールを飲みながら、スピーチをする機会が多く、それで宴TMCに入会していただきました。そのことを述べながら、初めてのスピーチとは思えないくらい、周囲の雑談が響く中、非常にアルコールとスピーチが関係ある感慨深いスピーチをしていただきました。   二本目のスピーチはM谷さんです。M谷さんは、ディビジョンディレクターを務められ、その経験に基づいて、リーダーシップに関する素晴らしいスピーチでした。しかもことわざ「捨てる神あれば拾う神あり」「取捨選択」というキーワードとうまく結びつけていました。   論評一本目I東さんも、初めてのスピーチとは思えないくらいなど、非常に適格な論評を述べられていて、T中さんのはげみになったと思います。   論評二本目、私けんけんも僭越ながら論評させていただき、体験などの裏付けは素晴らしいと論評しながら、冒頭の数と実際の論評の数に矛盾があるなどのコメントをさせていただきました。   その後、レストランで行うメリットとデメリットを皆で話し合い、各メンバーのいろいろとコメントがある中、盛況のうちにおわりました。次回例会はいわゆるコンテストに準ずる「選考会」が1/8(水)にありますが、渋谷の勤労福祉会館で行う予定です。もし、よろしければ、見学をお待ちしています。